はじめての質問【自発性が芽生えた瞬間】

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先日、ある生徒が授業前に私のところに来て

生徒

「先生、このあいだの授業で分からないところがあったので教えてください。」

と言ってきた。

この子が入塾してからはじめてのことである。

福永

おっ、良いね!どこが分からなかったの?

生徒

この問題が……

福永

ほうほう。あ~、この問題ね。これは良いところを聞いてきたね!




やりとり自体はものの数分である。

しかし、「この生徒が自分から質問に来た」ということは、本人にとってとても大きい一歩だと思う。

私はこのことを大切にしたいし、とても嬉しく思う。

質問をするためには、「分からないものを解決したい、解決しなきゃ」「自分から先生に話しかけよう」という気持ちがないといけない。

「自分の目の前にある問題を、自分の行動によってどうにかしよう」という自発性が求められる。

はじめて質問をする瞬間は、そういった自発性がその子のなかに芽生えた瞬間だと思うのだ。


この日以来、授業前後の時間帯にちょこちょこ質問に来てくれるようになった。

質問して分からないことを解決することがどういう良い変化をもたらすのか、少しずつ実感していくことだろう。

こういう子がどんどん伸びていき、それを見た周りの子たちも質問に行き、……という相乗効果が生まれる環境をつくっていきたい。

この記事を書いた人

塾長
ふくなが

進学塾unitの塾長。数学・英語・理科担当。生徒と保護者、スタッフの笑顔を見るために日々邁進中。基本的にいつも機嫌が良く、無駄に元気。

趣味:将棋(将棋ウォーズ1級)、コーヒーを飲みながらカフェで数学、ダイエット 特技:リバウンド

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Twitterはこちら R_makes_rb

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