39日間×14時間【高3の夏、狂ったように勉強した記録】

勉強する高校時代の塾長

いよいよ来週から夏期講習。

とくに受験生にとっては勝負の夏である。

ライバルたちに追いつき追い越し、またリードを広げることもできる貴重な時間だ。

一方で、自身の歩みが停滞していれば、ライバルたちに追いつかれリードを広げられる可能性も十分ある。

私たちも全力で伴走するので、ともに頑張り一緒に充実したひと夏にしよう!

目次

勉強ばかりしていた夏

さて今回は私が高3のときの話をしたい。

と言っても、甘酸っぱい思い出話でもキラキラ輝く青春の1ページでもない。

夏休みに勉強ばかりしていた、という話だ。

年長者による昔話、説教、過去の栄光の話なんてものは、若者が嫌いなものランキング400年連続第一位だと思うが、せっかくここまで読んだのだから、乗り掛かった舟だと思って読んでもらいたい。


私は高3の夏休み、40日間毎日欠かさずに14時間勉強していた。

英語と数学を3時間ずつ、化学と物理を4時間ずつ、ひたすら問題と向き合った。

最終日だけは「ひと夏頑張ったご褒美」と称して友達と遊ぶ予定を立てていたので、正確には39日間毎日だ(それでも最終日は10時間勉強した)。

朝7:00~12:30(5.5h)、13:00~16:30(3.5h)、17:00~19:00(2h)、20:00~23:00(3h)で14時間になる。

昼食、夕方休憩、夕食以外はずっと勉強していたことになる。

先日この話を中3生にしたとき、ちょっと(いや、かなり?)引いていた。

大丈夫。

私自身も引いている。

なぜ長時間勉強できるようになったのか

断っておくが、私も初めから長時間勉強できたわけではない。

高1の夏・秋までは勉強の習慣も集中力もまるでなかった。

学校の授業が終わったあと「平日は毎日3時間勉強する」という計画を立てたが、その計画も2日目で頓挫(とんざ)した(勉強時間0時間)。

そんな私がなぜ長時間勉強できるようになったのか。

(1) 時間を記録する

まず日々の勉強時間を記録した。

ポケットサイズのノートを用意し、何をどのくらい勉強したのか記録する。

はじめは勉強時間にムラがあり、3時間できる日もあれば30分しかできない日もあった。

勉強できなかった日は自己嫌悪に陥る。

しかし、とにかく勉強時間を記録するという行動だけは続けた。

すると、勉強しなかった日の翌日は「昨日はやらなかったのだから、さすがに今日はやろう」という気持ちになり、少しずつ勉強時間が安定してきた。

1週間経つと「今週は何時間勉強した」というのが数値化される。

勉強は1日やってすぐに成長を感じられるものではない。

毎日地道に続けていく中で、「そういえば最近ちょっとできるようになってきたかも」という感覚だ。

だからこそ、「勉強時間」という分かりやすい指標でモチベーションを保つことも長い受験生生活において大事なことなのだ。

こうして高2になる頃には学校の授業以外に毎日3~4時間程度勉強することが当たり前になってきた。

(2) 「できない自分」を想定する

高3の夏休みに入る前、日曜日を使って「14時間勉強」の予行練習を行った。

というのも、それまでの経験から、おそらく計画倒れになると思ったからだ。

計画通りに実際に勉強できるか試し、もし計画倒れになるとしたらどういうことが原因になりうるかを検証した。

その結果、「必ず夕方に眠くなる」「ずっと同じ場所で勉強するのはしんどい」ということが分かった。

そこから「夕方にリフレッシュする時間を取ろう」「夜は友達と勉強しよう」というように、計画の微調整を行った。

失敗できない夏だからこそ、事前の予行練習をおすすめしたい。

(3) 好きなものを我慢する

これは中学生のときからやっていたが、自分にとって魅力的なものは目に入らないようにした。

ゲームや漫画は段ボール箱に詰め込み、部屋のテレビは向きを裏返しにし、受験が終わるまで封印した。

当時は『HUNTER(ハンター)×HUNTER(ハンター)』の連載があったが、受験が終わるまで読むのを我慢した(大学受験が終わってからコミックスを読んだときの感動といったら……!)。

毎日勉強しているとやりたくないときもある。

そういうときは、

「好きなものを我慢しているのは何のためだ!?勉強するためだ。せっかく好きなものを我慢しているのに、これで勉強もしないのであれば、いったい何のための我慢か!やるしかない!」という、わけの分からない理屈で机に向かっていた。

今どきの子たちなら、何よりもスマホやSNSなどが勉強の障壁になると思う。

「好きなものを我慢する」という制約をかけ、やるしかない状況に自分を追い込む方法は効果が大きい。

もう大昔の話なので、今となっては「いい思い出」だが、狂ったように勉強したおかげで受験生の大変さは身に染みて分かる。

こうした自らの経験も活かしつつ、来春に受験を迎える生徒たちにも寄り添った指導を行っていきたい。

さぁ、受験生の皆さん!ガッツリ勉強しますよ!

この記事を書いた人

塾長
ふくなが

進学塾unitの塾長。数学・英語・理科担当。生徒と保護者、スタッフの笑顔を見るために日々邁進中。基本的にいつも機嫌が良く、無駄に元気。

趣味:将棋(将棋ウォーズ2段)、コーヒーを飲みながらカフェで数学、ダイエット 特技:リバウンド

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