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丸つけをする際に必ず意識すべき5つのこと

生徒の自習監督中に丸つけの仕方についてお話をしました。

丸つけにおいて「きちんと反省する」のを自分ひとりで行うというのは、実は難しいことなのです。

目次

「きちんと反省する」とは

① 間違いに気づく

② 正しい解答・解法を理解する

③ 自分の解答・解法がダメな理由を理解する

④ 間違いが起きた理由を理解する

⑤ 同じ間違いを防ぐ・減らす方法を確立する

こういうことだと私は思っています。

順に見ていきましょう。

① 間違いに気づく

これが正確にできていないことは、保護者の方々が思っている以上に頻繁にあります。

たとえば漢字や英単語のつづりが間違っているのに気づかない。

微妙に違う記述を丸にしてしまう、などなど。

「自分の答えは正しい」という前提で丸つけをしている子が非常に多いのです。

問題を解いたことに満足してそのあとの丸つけが単なるおまけになってしまっているのかもしれません。

勉強が非常に得意な子は、模範解答と自分の解答の「微妙な違い」に注意を払い、細かいことを気にします。

自分自身の解答に厳しい目を向ける姿勢は、大人になったときに自分のやり方や在り方を正しく批判する姿勢にも繋がると考えます。

普段から解答や解説と、にらめっこする習慣をつけましょう。

② 正しい解答・解法を理解する
③ 自分の解答・解法がダメな理由を理解する

これらは「赤ペンで答えを書いたら終わり!」というそこのあなたに(笑)頑張って欲しいところです。

まず解答・解説をよく読みましょう。

次に似たような問題が出てきたときに解けるようにしておくことが大切です。

間違えた用語は、用語集などで調べて理解し、その用語の説明を付け加えておきましょう。

数学や理科の計算問題などは、正しい解答や解法を言語化、手順化、図示しましょう。

このとき、料理のレシピをイメージして書くと良いですね。

「まず○○を求める。次に△△を使って□□を求める。最後に☆☆を求める。」のような形で書きましょう。

「言語化」「手順化」「図示」は、頭の中の整理整頓に繋がります。

また生徒の皆さんは、「自分が先生になった」というつもりで説明できるかどうかを常に意識しましょう。

「教えることは最良の学び」です。

なお分からない(説明できない)ことは必ず調べたり先生に聞いたりして解決しましょう。

保護者の方々は、もしお時間があればお子様のノートを見ていただきたいと思います。

こういう文言が入っておらず、ただ赤ペンで答えを書いているだけだと、丸つけの仕方の修正が必要です。

「この問題、どう解くの?お母さんに教えて」と口頭で確認するのも良いですね。

こういう勉強は得てして時間がかかるものです。

「明日までに提出しなければならない」のように切羽詰まった状況だと、どうしても「終わらせることが最優先」となりがちです。

学校の宿題、塾の宿題、テスト勉強、何であれ、時間を確保し時間的、精神的余裕を持って取り組むことが大切ですね。

④ 間違いが起きた理由を理解する
⑤ 同じ間違いを防ぐ・減らす方法を確立する

これらは①~③に比べるとハイレベルです。

「そもそも図を描いて考えるべきだった」
「こういうテーマの問題だと気づくべきだった」
「毎回、符号のチェックだけは行う」
「時制と主語をチェックして動詞の形を決める」

などのように「反省すべきポイント」を独力で正確に把握するのは、なかなか難しいことです。

まず自分自身で熟考する姿勢が大切ですね。

それと同時に、経験値の高い人、すなわち一段上から俯瞰出来る人に気づかせてもらうことも大切です。

そういう意味で、「自分が丸つけしたものを先生に見てもらう」というのも素晴らしい勉強法の一つです。

何しろ自分一人では気づけなかった視点、解法を教えてもらえるのですから。

日頃からどんどん先生に見てもらう習慣をつけていきましょう。

また「きちんと反省できる回路」を持っている人は、大人になって仕事をするときにもそれを活かすことができますね。

間違いの原因を正確に分析し、環境や状況のせいにせず、自分自身を成長させられる大人になってほしいと思います。

丸つけは「終わり」ではなく、「始まり」

全3回にわたり丸つけの作法をお伝えしました。

こうして見ると、丸つけで「終わり」ではなく、「始まり」だと思いませんか。

一緒に、丁寧に丸つけができるようにしていきましょうね!

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