人生の一部に関われる幸せ

塾生の勉強、進路に携わっている中で、その子の人生に深く関わっている、関わらせていただいていることを心から実感する瞬間がある。

どういう高校に進学するのか。

そのために今どういう生活を送るのか。

何を優先させるのか。

その子の現状と将来のことを考え、どうアドバイスするのか。

答えが出ない問いなので、悩むこともある。

私は家庭を持っていないし、子どももいない。

だから、分からないこともたくさんある。

どこまでいっても想像することしかないできない。

しかしそんな私でも、塾生や保護者の方々とのやりとりの中で多くのことを勉強させていただきながら、「子育て」の一端に関わることができている。

その責任はとても重いものであるし、ときに重圧にもなる。

しかし同時に何よりも大きな喜びだ。

塾として、一人の大人として、塾生の人生の一部に携わることができる幸せを噛みしめながら、この仕事と向きあっていきたい。