喧噪と静寂と

以前と比べ、塾の休み時間はこの一年でずいぶんと賑やかになった。通っている中学校、学年、男女を問わず、いろいろなところで、いろいろな話題について会話に花が咲いている。いかにも子どもたちらしい活気を感じられる。そんな様子を目を細めて見ていることも多い。開塾当初から通ってくれている子に「ずいぶんと賑やかになったよねぇ。」と話しかけると、「はい!本当にそう思います。」と返ってきた。

そんな塾だが、授業再開のチャイムが鳴ると急に静寂が訪れる。先ほどの喧噪とは打って変わって、静かで落ち着いた空間に変わる。そして、すぐに勉強モードに戻ることができる。当たり前と言えば当たり前だが、私は塾生たちのこういうところもとても尊敬している。

「楽しく、厳しく、温かく」という空間を生徒たちと日々つくっていけることに改めて感謝したい。

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