難しい問題を教えること【難問に取り組む価値とは?】

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最近、ある受験生が難しい問題をガンガン解いて私のところへ持って来てくれる。

なかには普段の授業で扱わないレベルの難しいものも入っている。

こういう内容を教えているときは、普段とはまた別の種類の楽しさ・充実感がある。


もう10年くらい前になるが、私が前職で新入社員として入社したとき、自分の持っている知識の浅さ、狭さを思い知らされた(というかその状況を求めて転職したので、その状況はとても有り難かった)。

先輩社員の講義を受けるたびに「もっと勉強しないといけない。」と危機感を募らせ、休みの日などを使って勉強をしてきた(今となってはまだまだ当時の自分の勉強量は甘かったと反省している)。


そういう時期を経ているので、自分が身につけてきた知識や技術を思う存分活かせる瞬間があるとやはり「勉強しておいて良かった」と思うのだ。

もちろんレベルの高い内容を教えることだけが塾の先生の仕事ではない。

基本的な、初歩的なことを教える難しさもあるし、そういうことにも価値が大いにあると私は思う。




また、一人ひとりの生徒の能力や理解の仕方も千差万別。

「こうすればよい」とひと言では言い表せない複雑さがあるので、そういう面で研鑽を積むことも私にとって大きな喜びである。




しかしそれと同じように、ハイレベルな内容を教えることもまた大きな喜びである。

明日もこの子は難しい問題を持って来てくれるだろう。

それを「難しいけどさすが面白いなぁ!」と言いながら、一緒に楽しんでいきたいと思う。

この記事を書いた人

塾長
ふくなが

進学塾unitの塾長。数学・英語・理科担当。生徒と保護者、スタッフの笑顔を見るために日々邁進中。基本的にいつも機嫌が良く、無駄に元気。

趣味:将棋(将棋ウォーズ1級)、コーヒーを飲みながらカフェで数学、ダイエット 特技:リバウンド

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