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【大公開】テストの作り方

目次

ある日の生徒とのやり取り

ある日、インプットがちょっと苦手な子に

今日勉強したことの中から、何でも良いから先生に問題を出してみてよ。

と話したところ、

生徒

う~ん、え~っと・・・・

と答えに詰まってしまいました。

といっても、全く覚えていないわけではなくて、

○○って何だっけ?

と聞くとちゃんと答えが出てくるものもある。

さてはインプットよりもアウトプットの練習をしたほうが良いのでは・・・

と思い、こんなものをつくった。

その日の勉強した範囲から自分で小テストをつくるためのフォーマットだ。

左側が問題。

右側に解答と解説を書けるようになっている。

実際に、このフォーマットをつかってテストをつくってもらった。

はじめはなかなか手が動かない。

そこでいくつか指示を出す。

○○は大事な用語だよね

●●について出題してごらん

ここで少しずつ手が動き出す。

10問中、3問できたところで一度見せてもらう。

うん、その調子。

続けてもらうと、あることに気づく。

その用語を導くのに必要不可欠なキーワードが抜けているものがいくつかある。

こういう問題文だと○○という答えにたどり着くのはちょっと難しいかなぁ。●●という答えを書いてしまう子がいるかもよ。

生徒

あ~、たしかに。

そもそも○○って何?

生徒

え~っと、・・・

このようなやりとりを通じて、その用語の認識を少しずつ本人の中で明確に、正確にしていく。

この用語が答えになるようにするには、このキーワードが入っていないとダメだ。

このワードは必要だけど、このワードは無くても大丈夫だ。

このように情報の重要度を考え、取捨選択が徐々にできるようになってくる。

テストを作る有効性

作業としては「用語を答える問題をつくる」わけだが、実際に脳内で行われていることは「用語の説明記述」である。

よって、単なる一問一答形式よりも頭を使う作業になっている。

また、普段生徒は解答者側であるが、出題者側に立つ(視点移動)ことによって、解答者側にとって必要な情報を見抜く力が養われる。

また「なぜその問題を出したのか」と問うてみるのも有効だ。

その用語がどういう話と関連づけられるのか。

その用語を理解することで他のどんな事柄に役立つのか。

そういったことを「自然に」行うことができる。

勉強が得意な子は、アウトプットを前提にインプットをしている。

つまり、あとから聞かれたときに答えられるように、全体の中での位置づけや、優先順位や話す順番などを無意識下で整理しながらインプットをしている。

自分でテストをつくること(アウトプット)を前提にして勉強すればインプット(理解・暗記)の質も変わるだろう。

勉強しているあいだに、「あっ、これは絶対テストに入れよう!」と思えるようになったら、しめたものだ。

テストを「受ける」ことはたくさんあっても、テストを「つくる」ことはあまり無いだろう。

そういう意味で、生徒にとってはとても新鮮な経験だと思う。

楽しみながらできる勉強法だ。

生徒の「できない」は宝物

塾の先生の仕事をしていて、楽しさややりがいを感じる瞬間がたくさんある。

その中の一つがこのような「新しい発見」である。

目の前の生徒が「出来ない」と困っているからこそ、それを解決するためのアイデアが湧いてくる。

そういう意味で、生徒の「できない」は講師にとっての「宝物」である。

しかし、これは何もせずに漫然と過ごしていて勝手に降ってくるようなものではない。

生徒のことを日々観察し、どういうことで苦戦しているのかを把握する。

コミュニケーションをたくさんとって分析する。

そして日々の生活のなかでインプットしている、一見すると勉強とは関係のない雑多な情報があるからこそ、それらが脳内で結びつきアイデアとなって湧いてくるのだ。

これからも生徒の「できない」を大切にしたい。

そして四六時中、生徒や指導のことを考え、日々勉強する姿勢を常に保ちたい。

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北辰テスト

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