-MENU-
【必見】数学が苦手な人へ
ひとくちに数学が苦手といってもいろいろなタイプの子がいるが、「計算はある程度できるが文章題や図形が苦手」というタイプの人へのアドバイス。
① 問題文を「丁寧に」読もう
いや、ちゃんと読んでますよ。
と思うかもしれない。
たしかにきみの目は問題を見ているかもしれない。
しかし力のある人とそうでない人では、問題の見方が大きく異なる。
力のある人が「大事な情報をもらさず読んでいる」のに対して、そうでない人は「大事な情報に気づかないまま読んでいる」ということだ。
読んでいる「つもり」になっていないだろうか。
大事な情報を読み取るために、黄色マーカーで問題文に線を引こう。
どこが大事か、今よりも分かるようにはずだ。
② 求めたいものを大雑把にイメージしよう
「直線の式を求めなさい」であれば、
y=~の式で・・、傾きはプラスかなぁ
とか。
「角度を求めなさい」であれば、
う~ん、見た目は40度くらいだなぁ
とか。
「辺の長さを求めなさい」であれば、
5cmくらいかな。ルートになるかも
とか。
このように、はじめから山の頂上のだいたいの位置が分かっていれば、正しいルートから外れたときに、自分がルートから外れていることに気づきやすいし、出てきた答えが妥当かどうかのチェックもしやすい。
③ 新たに分かる情報を探そう
いまある情報から新たに分かる情報を考えよう。
この角とこの角から、ココが出るな
とか、
この式に代入すれば、y座標が出るな
とか。
基本的にはこれを繰り返していけば、答えにたどり着く。
④ 手が止まってしまったとき
手が止まってしまったときは、「まだ使っていない情報が無いか」を考えよう。
それでも分からないときには、
・なにか見落としている情報が無いか
・新たに分かる情報が無いか
・最初は分からなかったけれど、今なら分かる情報は無いか
を考えてみよう。
また、その問題のテーマは何かに注目しよう。
「三平方を使わせたいのか」
「相似を使わせたいのか」
「等積変形を使わせたいのか」
出題者が何を使わせたがっているのかを考えてみよう。
なんとなく(ファジーに)考えるのではなく、上記のことを意識して明確に(クリアに)考えられるようになろう!
もちろん、上記のことができるようになるためには、土台となる知識や計算力が不可欠。
それが足りないと思う人は、まずそこからはじめよう。