2025年度 夏期合宿実施報告【進学塾unitの仲間と過ごす最高の夏】

目次

合宿準備

8/18~8/20の3日間で、2回目となる宿泊合宿を行った。

昨年、初めての宿泊合宿を行った際には、テキストや確認テスト作成など、その準備が非常に大変だった。

昨年の合宿終了時には

福永

今年頑張ってテキストやテストをつくったから、来年は準備が少しラクになるだろう。

などと思っていた。

しかし実際に昨年のものを1年ぶりに見ていると「ここはこうしたい」「もう少しテーマを絞りたい」などと良からぬこと(?)が頭をよぎり始め、結局中3の英語と数学のテキストとテストを大幅に改定した。

他の学年もテキストの解説を増やしたりテストの採点基準を修正したりして、結局のところお盆休みは泡沫うたかたのごとく消えた。(←毎年恒例)

合宿に限らず、塾でイベントを行う際には生徒たちが楽しめるものにできるか、期待と不安が入り混じる。

あとになって「もう少しこうしておけば良かった」と後悔することは一つでも減らしておきたいのだ。

昨年までとの変更点として、中1生が任意参加から全員参加になったこと、そして新しいスタッフたちが参加することが挙げられる。

中1生は半年前まで小学生だったし、日頃の様子を見ていて勉強への取り組み、体力や集中力の面で先輩たちについていけるか心配をしていた。

新しいスタッフたちは、この春から授業研修に取り組んできた。

この半年間でたくさんの経験を積み、着実に講師として成長してきた。

彼らは非常に優秀であるが、その優秀さにあぐらをかくことなく、合宿の準備も日々の授業以上に入念に行ってくれた。

合宿という非日常の中で、生徒たちが納得できる授業ができるか、また生徒たちと深く関わっていけるかに注目していた。

合宿1日目

合宿1日目。

関東地方は夕方から激しい雷雨、そして強風が吹き荒れた。

ちょうど時を同じくして、合宿所の中1クラスにも雷が落ちた。

塾長による雷である。

夏期合宿では初日に確認テストを行う。

合宿前に宿題を渡し、確認テストに向けて勉強をするように繰り返し指示をした。

勉強はみな得意不得意があるものだが、こういう「出る問題が分かっているテスト」に関しては、事前準備で決まる。

つまりきちんと勉強しておけば、勉強が苦手な子にも高得点を取ること、そして自分より実力が上の子たちに追いつき追い越すチャンスがあるということだ。

こういうチャンスをものにして、自信をつけ、さらに前向きに勉強するようになった先輩たちもたくさん見てきた。

しかし蓋をあけてみると、中1英語の小テストは非常によろしくない結果だった。

きちんと勉強してきた形跡が見られるのはほんの一人二人で、他の生徒たちは勉強が間に合っていないことが明らかだった。

福永

いったい合宿の前に何を勉強してきたのか。どういう気持ちでこの合宿に臨んでいるのか。行きの電車の中で暗記モノを頑張っている子が一人だけいたけれど、他の人たちはスマホを眺めていたりおしゃべりをしていたり、余裕だったね。そのうえでこのテストはいったい何なのか。

私は口調を強めた。

一部の子たちがこのような状況なのは想定内だが、クラス全体がまずい状況になっていることを確認し、強い危機感を覚えた。

同時にこれまでの彼らの勉強への取り組みやテストに向けての振る舞いを思い返し、ある意味納得もいった。

普段の良くないところが出たと思った。

自分なりに思い切りやって、どうしてもできないものは仕方ない。

また気持ちを切らさずに続けていくだけだ。

しかし思い切りやれないのはまずい。

とくに今回のように「いざというとき」に頑張れないのは非常に良くない。

中1生たちにそのことを伝え、夜の自由時間を1時間削り、その分を勉強時間に充てるように指示した。

本当はその1時間でもまったく足りないが、やるべきことをやっていないのだから仕方ない。

福永

みんなさ、大変だと思うけど、この合宿で少しでも成長できるように頑張ろうね。

と伝えた。

また中2生、中3生はよく勉強している生徒が多く、普段だったら決して取れないような高得点を取っていた子も複数見られた。

しかし同時に、とくに英語と国語で周りから大きく離される子も数名いた。

みな普段から分からないことを質問せずに放置する癖がある子、なんとなく曖昧な理解のまま終わらせてしまい最後まできっちり「詰める」勉強をできていない子、そして定期的にうまく手を抜きがちな子の下落が目立った。

合宿では制限時間も短めに設定していて、正確性とスピードを兼ね備えないと取れないようにしてある。

勉強でもスポーツでも、厳しい環境では日頃の甘さが如実にあらわれるものだ。


合宿2日目

スタッフたちが合宿のあいだ、生徒たちとコミュニケーションをたくさん取ってくれたおかげで、心理的な距離が一気に縮まった。



生徒たちから

生徒

先生、一緒にお昼食べましょう。

なんて誘われている姿もあった。

意外と面白かったり、少し抜けていたり、ひょうきんなところがあったりと、ふだん塾の中だけではなかなか見られない、先生たちの新たな一面を生徒たちは見られたと思う。

2日目の確認テストが終わったとき、ある生徒が数学のテストで高得点を取った。

前日の夜にはまだ理解できておらず苦戦していたものが次の日のテストでは見事にできていた。

スタッフは「本当によく頑張りましたね!すごいですね。本当に嬉しい!」と、とても感動していた。

そんな姿を見ながら、塾講師になりたてのときの何十年も前の自分と重ね、微笑ましく思った。

そして自分の昔の教え子が着実に「先生」に成長している姿を見て、とても嬉しく、また頼もしく思った。

「こういう成長は本当に嬉しいよね」と喜びを分かち合った。

生徒のあいだのコミュニケーションも密になった。

みんな普段よりもよくしゃべり、ニコニコしていて、「あれ?この子たち、いつ仲良くなったの?」というような場面を何度も見かけた。

実は2日目の夜に、生徒たちには内緒で花火のサプライズイベントを用意していた。



みんなで手持ち花火を楽しむ。

一人の花火がまぶしい光を放つと、その輝きに誘われるように別の子たちの花火が集まって、辺りがより一層明るく照らされる。

みなスマホ片手に写真や動画を撮りながら、賑やかに過ごした。

終了時間になってもなかなか宿泊部屋に帰りたがらず、楽しい時間だったことが伝わってきた。

今回は施設の関係で21:00までしか教室が使えなかった。

勉強合宿なので本当はもう少し長い時間勉強してもらいたかったが、他の手を見つけることが難しかった。
(これは来年度以降、より良い環境を準備できるように動き始めている。)

しかし生徒たちは私たちが思っていた以上に自主的に勉強に取り組んでいた。

自由時間になったあとも勉強する姿が見られ、23:00消灯のあと、5時台や4時台に自主的に起床して部屋で勉強する子たちが大勢いた。

「合宿で楽しかった瞬間」を中3生に聞いたところ、「みんなで朝早くから部屋で勉強した時間」と答えた子が何人もいた。

お互いが頑張る姿を横目にともに勉強する空間が、彼らにとって良い刺激になったのだと思う。

こうして自主的に頑張る姿勢をたくさん見ることができ、とても誇らしい。

合宿3日目(最終日)

3日目の総合確認テストが終わり、表彰式・閉会式会場へ移る。

今回のチーム対抗バトルは2年連続でチーム生田目の優勝となった。



優勝できたチームの子たちだけでなく、どのチームの子も最後まであきらめず、「最終日に逆転する!」と意気込む姿が見られた。

ちなみにチーム福永は2年連続最下位で、その責任を取り、監督退任の記事が週刊誌で報じられる日もそう遠くない。(嘘です。来年こそ必ず優勝します!)

今回の合宿を通じて、勉強面の課題がつまびらかになった。

中3生は、英文を速く正確に読む力を身につけること、苦手教科に真正面から向き合うことの大切さが挙げられる。

これから北辰テストが待ち構えている。

受験に向けて、弱点を一つずつ確実につぶしていってほしい。

中2生は、日頃の勉強量の確保(安定化)と、勉強の精度を高める(分からないことととことん向き合う、できるようになるまでやり切る)ことが課題だ。

中1生は、英語の土台づくり(読み書きの徹底、音読、文法の定着)が急務だ。

夏期講習後半からビシバシやるので頑張ろう。

たくさん手を動かして、たくさん問題を解いて、たくさん頭を使おう。

今回の合宿の確認テストの結果は、単にその教科が得意とか不得意とか、そういったことにとどまらない。

今回の確認テストで点数を取れていないのは、日頃の勉強量が足りないからだ。

あるいは自分の勉強の仕方が雑だったり、中途半端だったり、適当だったりするからだ。

もちろんこれらの反省はきみたちの反省であると同時に私たち指導者の反省でもある。

ともに気を引き締めて、徹底的に鍛えよう。

テストで悔しい思いをした子がたくさんいると思う。

そういう悔しさはこれからの日々の勉強に反映させなければ意味がない。

私だったら、全然点数が取れなかったテストをいつも目につくところに貼っておき、気持ちを奮い立たせながら勉強する。

合宿でテストが返ってきたときの悔しさを、これから自分が頑張るエネルギーに変えよう。

閉会式の最後に、スタッフたちから一言ずつコメントをする。

私からはこんな話をした。

福永

みんな。合宿で仲間たちが頑張る姿を見て、『自分も頑張ろう!』と燃えたでしょう。そういう仲間からもらうエネルギーみたいなものを感じたよね。毎日勉強していれば、いつも100%やる気というわけにはいかない。ときには「行きたくないなぁ。」と気持ちが湿ってしまうときもあると思う。

福永

でもそういうときに、他の子の燃えている姿を見て、自分も気持ちを燃やす。そういう関係がunitにはあると思うよ。昨日の夜、みんなで花火をしたよね。誰かの花火から火をもらって、お互いに火をつけあったよね。そうやってみんなが燃えて、明るく楽しくわちゃわちゃやっているのがunitって塾なんだなぁと思うよ。

生徒たちもうなずく。

福永

でも最初の花火に勝手に火がつくわけじゃないからね。やっぱり最初はチャッカマンが必要だわ。というわけで、私がみんなのやる気に火をつけるチャッカマンです。(ここで塾長のドヤ顔)

何はともあれ、たくさん勉強し、たくさん笑い、たくさん成長した合宿になった。

このような合宿ができたのも、保護者の方々のご理解とご協力があってのこと。

本当にありがとうございます。

来年以降も、より良い合宿運営に努めたいと思う。

合宿に携わってくださったすべての皆さん、陰で支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

この記事を書いた人

塾長
ふくなが

進学塾unitの塾長。数学・英語・理科担当。生徒と保護者、スタッフの笑顔を見るために日々邁進中。基本的にいつも機嫌が良く、無駄に元気。

趣味:将棋(将棋ウォーズ2段)、コーヒーを飲みながらカフェで数学、ダイエット 特技:リバウンド

進学塾unitの塾長。数学・英語・理科担当。生徒と保護者、スタッフの笑顔を見るために日々邁進中。基本的にいつも機嫌が良く、無駄に元気。

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Twitterはこちら R_makes_rb

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