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3/1の合格発表をもって2024年度入試が終わった。
今回の入試は受験生全員が第一志望合格という結果となった。
「全員合格」という字面だけを見れば「無事に」入試を終えたように映るかもしれないが、そこに至るまでの過程にはさまざまな苦悩や葛藤があった。
規模の小さい塾ゆえに書けることと書けないことがあるが、受験を終えた生徒たちが、そして私たちが前進していくためにこの1年を振り返りたい。
5期生は10名で受験生活をスタートした。
新年度を迎えるにあたり、副塾長の生田目の提案で「受験生決起会」を行った。
彼らとともに人狼ゲームをし、ささやかながら食事を楽しんだ。
日頃からマスクをしている生徒たち。
お互いにその場ではじめて素顔を見た、という子もいたと思う。
普段は真面目に授業を受けている彼らも、このときはいかにも中学生らしく、楽しそうに過ごしていた。
ほんの少しだけ彼らの心理的距離が近づいたような気がした。
会の最後にこんな話をした。
ここにいるみんなで一緒に頑張って、受験生活を楽しく乗り切ろう。そしてお互いがお互いを高め合える、そういう集団になっていこう。
もちろん私たちも彼らを合格に導くべく、気合いを入れて授業に臨んだ。
しかし、1学期はまさに前途多難であった。
授業が始まった直後に
「先生、授業のプリントを持ってくるのを忘れました。」
「先生、ぼくも忘れました。」
「私も忘れたのでコピーさせてください。」
ということが何度もあった。
そのたびに私や生田目がプリント管理の仕方を伝え、万が一忘れてしまった場合の対応の仕方(授業前に先生にもらいに行く、友だちにコピーさせてもらう等々)を伝えたが、なかなか改善されなかった。
また
「宿題をやっていません。」
「半分しか終わっていません。」
「丸つけが終わっていません。」
「やったけど家に忘れました。」
ということも頻繁に起きた。
このようなことはいかにも「塾あるある」だと思われるかもしれないが、弊塾においては極めて異例の状況であった。
弊塾には小学生から高校生まで、どの塾生にも「宿題をちゃんとやるのは当たり前」という共通認識がある(と思う、たぶんある、あってほしい)。
もちろん宿題のやり方、取り組みの乱雑さについて指導することはあるが、私が「宿題をやっていない」ことを注意するのは年に数回程度の認識である。
塾の中で、最も熱心に勉強しているはずの受験生がこの状態だった。
持ち物忘れや宿題未実施があるたびに、私たちは彼らに注意をした。
注意をすれば、たとえそれが短い時間であろうと教室は重苦しい空気になるものだ。
注意したあとは後腐れの無いようにガラッと雰囲気を変えて授業をするが、そういった注意が何度も続けば、やはりクラスの雰囲気に影を落とす。
私たちは塾生全員に楽しく塾に通ってもらいたいと思っているが、その「楽しく」とは塾における最低限の努力を一人一人がきちんと行った上でのお話である。
受験生だったら尚のこと、やるべきことはやらないといけない。
受験生である彼らが入試に向けて成長し結果を出すためにも、また塾として譲れない部分を守るためにも、看過できなかった。
同時に、その教室には毎回きちんと持ち物を持って来て、毎回きちんと宿題に取り組み、毎回真面目に授業を受けている子たちもいた。
その子たちに対する申し訳ない気持ちも常に感じていた。
決起会の最後に私が言った「お互いがお互いを高め合える」とはまるで反対の、「お互いがお互いの足を引っ張る」状態が続いた。
決起会を行ったのは彼らが本当の意味で受験生になるためのきっかけづくりの一環だが、この会には彼らの中でのコミュニケーション量を増やすという裏テーマがあった。
5期生は本当にしゃべらない、あるいは、しゃべれない子が多かった。
休み時間は、それぞれがスマホをいじり、教室はシーンと静まり返っていた。
所属する中学校がバラバラということもあったが、待てど暮らせど、彼らがお互いに話しかけるという様子はほとんど見られなかった。
日頃のコミュニケーションが少ないということは、自分の言葉で相手に意思を伝える機会が少ないということである。
授業中の彼らとの問答の中でも、日頃の会話でも、「相手の話をきちんと理解して受け止め、それを踏まえて自分の考えを相手にきちんと伝える。」ということを苦手とする子が多かったように感じられたし、これが日頃のコミュニケーション量と無関係だとはどうしても思えなかった。
状況を危惧し、ついに「スマホ禁止令」を出した。
休み時間にスマホをいじるのを禁止します。日常会話ができないのに、勉強だけできるようになるわけありません。なんでもいいから、とにかく人としゃべりなさい。スマホに、自分の世界に逃げるな。
そんな話をした。
私は生徒たちを縛るようなルールをつくることは極力しない主義だが、そんなことを言っていられなかった。
もちろん私たちもできるだけ彼らとのコミュニケーションを増やそうと、積極的に関わった。
そんなこんなで1学期があっという間に終わり、夏期講習になった。
4期生がそうであったように、夏期講習がその学年の雰囲気をガラリと変えることがある。
夏期講習に入ると、思いの外、彼らは奮闘した。
毎日8~10時間程度勉強し、宿題や小テスト勉強に取り組んだ。
そして8月下旬には1day合宿を行った。
1day合宿では、ある子は丸一日「英語長文」、ある子は丸一日「一次関数」といったように、各自が苦手なものに絞って取り組んだ。
晩ご飯は合宿所の近くのお寿司屋さんに行き、みんなで食卓を囲んだ。
ふだんはあまりしゃべらない子が近くの子に「まぐろ頼む人~?」などと声をかけたり、女子たちはデザートを大量に頼んだりして、楽しそうにしていた(女子のテーブルは、お会計がすごいことになっていた)。
合宿から帰ってくると、彼らだけでしゃべる姿を多く見かけるようになった。
夕食休憩の時間には、みんなで色んな話をしながらお弁当を食べていた。
こういう何気ない時間が、彼らの日々の勉強の気分転換になっていたと思う。
一日の授業が終わったあと、私が彼らに話しかけるときに「中3生のみなしゃん。」と噛んでしまったときなど、みんなでゲラゲラ笑って帰っていった。
そんな彼らを見て、「だいぶ変わったなぁ。」と嬉しく思った。
2学期。
夏期講習で勉強をした子たちは、その勉強を通じて「自分がいかにモノを知らないか」「やらなければならないことがどれだけたくさんあるか」を痛感する。
学べば学ぶほど、さらに学ぶ必要性を実感する。
入試まで残り5ヶ月。
課題は山積である。
部活動が無いとはいえ、中学校生活、学校行事、毎月の北辰テスト、検定、学校説明会、個別相談会と、様々なイベントに追われる時期である。
そんな中で新しい知識を頭に入れながら、弱点も埋めていかなければならない。
だから、弊塾の中3生は毎年、中学校が終わると夕方から毎日自習に来る。
そして22:30まで勉強する。
それくらい勉強したとしても、やるべきことはなかなか減らない。
しかしそういう時期にもかかわらず、一部の生徒は未だ全力で目の前の課題に取り組むことができずにいた。
そういう子たちは塾の自習に特段の理由がなく遅れたり、小テストを溜め込んだりしていた。
やるべきことが溜まると、いろんなことが間に合わなくなり、次第にやり方が雑になる。
勉強のやり方が雑になれば、当然私からツッコミが入る。
受験はライバルとの戦いであるのと同時に、楽をしたい自分との戦いでもある。
私は受験を通じて彼らに「迷ったら厳しいほうを選べ」という行動指針を身につけてもらいたかった。
保護者や私のような他者から厳しくされるのではなく、自分自身を律する力を身につけてもらいたかった。
楽を選びがちな子と、それではいけないよと叱る私と。
私にとって、苦悩しながらの日々だった。
一方で、その真面目な気質から頑張りすぎてしまう子や、頑張りたい気持ちが体調面に出てしまう子もいた。
頑張るべきときに頑張りきれないのも考えものだが、頑張りすぎてしまうことにも十分に気を配ってあげないといけない。
とくに中学生にとって、自分の体調やメンタルのコントロールは非常に難しいことだと思う。
周りの大人が常に気を配り、小さなサインを見逃すことなく、指導にあたらないといけない。
こういう子には、日々体調や気分をうかがい、ゆっくりと話を聴くようにした。
また、頑張っているにも関わらずなかなか結果につながらないことに焦る子もいた。
模試の内容を一緒に分析し、
ふだんの授業の出来を見ていても、この教科はちゃんと実力がついているから安心してコツコツやっていけばいいよ。この教科はここで点数を落としているから、このテキストで基礎固めをしよう。
といった話をした。
彼らとこのようなやりとりをすると同時に、保護者の方々ともできる限りやりとりを行うように心がけた。
塾であった出来事をなるべくタイムリーにお伝えし、共有させていただいた。
彼らの家での様子を教えていただいて、なるべく総合的に判断できるようにした。
日々忙しい中にも関わらず、こまめに連絡してくださる保護者の方々と連携があったからこそ、彼らとのやりとりも安心して行うことができたと思う。
保護者の方々との二人三脚の中で塾生たちを見守る体制をつくれていることは本当にありがたいことであるし、塾として今後も大切にしていきたい。
こうして文章にしてみると大変なことばかりだったように思われるかもしれないが、決してそんなことはない。
中2のときはなかなか集中力が続かずに勉強するのもひと苦労といった子は、自らの意思で勉強に没頭できるまでに成長した。
英文法の知識がごちゃごちゃだった子は、「過去分詞が名詞を後置修飾しています。」なんてことが言えるようになった。
ひと足早く私立入試を終えた子は入試終了後も当たり前のように黙々と勉強に取り組むことで、公立入試を受ける子たちにエネルギーを与えた。
勉強でなかなか自信を持てずにいた子は、入試が近づくにつれてどんどん頼もしく見えた。
一時期は塾を辞めたいと言っていた子も、クラスを引っ張る存在になってくれた。
なかなか頑張りきれなかった子も、ラクしたい気持ちと戦い、勝ったり負けたりしながらも最後まで走りきった。
全員にその子なりの大きな山や谷があって、その中で成長してきた一年だったと思う。
受験後の3/3、受験慰労会を行った。
受験生活を終えた彼らから出てきた言葉は、まさにこの文章で私が見てきたこと、感じてきたことと完璧にリンクしていた。
彼らが「これから頑張りたい」と言ったことは、私たちが一年をかけて彼らに伝えてきたことそのものだった。
「あぁ、ちゃんと伝わっていてくれたんだな。」と
とても嬉しい気持ちになった。
~生徒たちへ~
あらためて、第一志望校への合格、本当におめでとう。この一年はきみたちにとってどんな一年でしたか。自分でもびっくりするくらい成長できたところもあるだろうし、「頑張りきれなかった」と後悔しているところもあると思います。私にも君たちの成長を喜ぶ気持ちと同時に、まだまだきみたちが変われたのではないか、成長できたのではないかという気持ちの両方があります。きみたちの高校受験はこれで終わりですが、高校生活、そしてその後の人生はこれからですね。きみたちの中に「やり残した」という気持ちがあれば、ぜひこれからの生活の糧にしてください。
充実した高校生活を送ってくださいね。応援しています。
~保護者の皆様へ~
お子様の高校合格、おめでとうございます。お子様の成長や合格をともに喜ぶことができ、とても嬉しく思います。お子様は楽しく塾に通えていたでしょうか。学力がついたと感じられるでしょうか。大人びた表情をするようになったと感じられるでしょうか。
ご本人様の抱える葛藤と同じ、もしくはそれ以上に、保護者の皆様にも葛藤があったと思います。そのような中、温かく見守っていただき本当にありがとうございました。
進学塾unitの塾長。数学・英語・理科担当。生徒と保護者、スタッフの笑顔を見るために日々邁進中。基本的にいつも機嫌が良く、無駄に元気。
趣味:将棋(将棋ウォーズ1級)、コーヒーを飲みながらカフェで数学、ダイエット 特技:リバウンド
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憧れる人 | 博識な人、仕事量お化け、お笑いができる人、多才な人 |
趣味 | 釣り(主に海釣り、たまにバス釣り)、ダーツ(バレルはソロのジェネレーション5)、音楽(ベースとギター)、クラフトビール、ダンス(POPPIN’、もう踊れないので見る専) |
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好きな色 | 緑、白、紺、パステル系 |
好きなキャラ | シマエナガ、すしあざらし、煉獄杏寿郎、悲鳴嶼行冥、ポップ、ロック・リー、 |
好きな製品 | ガラス製品、革製品、ハンドメイド製品、ルームフレグランス |
好きな言葉 | 人事を尽くして天命を待つ、まず与えよ、今日の別腹 明日の脇腹 |
私がunitに入ったのは小学6年生の終わり頃でした。塾に入った頃は勉強の習慣もついておらず、テスト前だけ自習へ行くという生活を送っていました。そんな中、私が変わるきっかけとなった出来事がありました。
あるとき、塾へ通わなくなった時期がありました。なぜ通わなくなってしまったのかは、今の自分には正直分かりません。しかし、そのときに両親や先生方が私に寄り添って考えてくれました。そうしてくださったことで、私は勉強について考え直し、通塾を再開することができました。この出来事を通じて、自習に行く回数も増えました。そのとき、先生方が私の勉強をより助けてくださったことが私の大きな力になりました。
(中略)
また私は入試の1ヵ月前まで志望校をどうするか悩んでいました。私の第一志望の高校は決して倍率が低い高校ではありませんでした。私は自信が持てず、他の高校に変えようか悩んでいることを福永先生に相談しました。福永先生は私の考えを尊重した上で、私を信じてくれました。そのことが私の自信につながり、最後の1ヵ月も自分の勉強にしっかりと向き合い、勉強に集中することができました。そして、第一志望の高校に合格することができました。本当に嬉しかったです。
私はunitに入って勉強以外の大切なこともたくさん学びました。もしあのときunitを辞めていたら、今の自分はないと思います。勉強に対して前向きになり、自信を持つことができるようになったのは先生方のおかげです。先生、本当にありがとうございました。高校でも、もっともっと頑張ります。
私がunitに入ったのは中学3年生の7月でした。だんだんと周りが受験勉強に本腰を入れる中、私は勉強に対する悩みがつきないでいました。 「なかなか結果が出ない」「勉強の仕方が分からない」と焦っていた私に母がunitを勧めてくれました。塾と聞くと「勉強ばかりで怖そう」というイメージがありましたが、そのイメージは体験のときから覆されました。優しくてコーモア溢れる先生方。勉強熱心な仲間、そしてあたたかい雰囲気に惹かれunitに入ることを決めました。
しかし、最初から順調という訳にはいきませんでした。今までずっと自分のペースで勉強してきた私にとって、塾のペースで仲間と勉強することは難しいことでもありました。慣れない環境の中、吹奏楽部の活動も続いていたため、宿題も日に日にできなくなっていきました。そのうちに申し訳なさと自分に対する嫌悪感が体調にも出るようになり、授業を休んでしまうこともありました。毎日、毎日負のループにはまっていくような感覚でした。この負のループから抜け出させてくれたのが先生方でした。どんなときでも私を責めたりせずに受け止めてくれました。勉強のサポートや体調面の相談まで本当にいろいろなところまで支えてくれました。正直、最初は驚きました。「塾の先生なのに自分のためにここまでしてくれるのか」と。 もちろんこの時期だけではなく、日頃から手厚いサポートをしてくださいました。そのおかげで私は変わることができました。
まずは勉強に対する姿勢です。塾に入るまでの私は苦手と向き合うことが嫌いでした。特に理科と社会は北辰テストでも足を引っぱっていました。それを見かねた福永先生が理科と社会の勉強の仕方を教えてくださいました。最初の頃は分からないことも多く、何度も苦手教科から逃げようとしていました。その度に福永先生がいいタイミングで「分からないところはない?」「質問ある?」と声をかけてくださったんです(心が読めるんでしょうか……)。私はなんとか逃げ出さずに、自分から分からないところを質問できるようになりました。塾に入りたての頃には「分からない」と伝えることが怖かったのですが、先生方は「いい質問だね」と心よく引き受けてくれたので安心して質問することができました。
勉強だけではなく人としても成長できました。もともと不安や緊張などの気持ちが体調に出やすかった私は、この体質に何度も悩まされました。体調が悪いと普段は出来ることも出来なくなります。私が何より心配していたのは受験当日でした。私立の受験が近づくにつれ、腹痛が悪化し始めました。それを見た福永先生と生田目先生は何度も緊張に対する向き合い方を話してくださったのです。その中で驚いたのは「緊張は戦う準備が出来ている合図」「集中モードに入っている」とプラスにとらえていたことです。その話を聞いてからは自然と腹痛が治っていき、当日には自分でも驚くほどリラックスしていました。あんなにも悩んでいたものから解放されたことは、安心や自信につながりました。
最終的に、私は第一志望に合格というかたちで受験を終えることができました。unitに出会ってなければ、正直このような結果にはならないで終わっていたと思います(もう少し早く出会いたかった気もしますが)。ここでは書ききれないくらい、先生方に支えていただきました。本当に本当に感謝でいっぱいです。unitに入ることができてよかったと心から思います。
unit、大好きです。
私がunitに入ったのは中2の6月頃でした。今では考えられませんが、当時は宿題をロクにやらず、よく怒られていました。ほとんど勉強していなかった私にスイッチが入ったのは、中3の夏期講習でした。この時期に、毎日勉強せざるを得ない状況に追い込まれ、勉強する習慣がつきました。最初は大変でしたが、この夏期講習があったからこそ成績が上がり、より高い志望校を受けようと思うことができました。
(中略)
受験が近づいてきた時期、あることが理由で自分がなぜ頑張っているのかが分からなくなり、悩んだこともありました。しかし、福永先生が悩みを真剣に聞いてくださり、塾の仲間が相談相手になってくれたことで、これを乗り越えてラストスパートをかけることができました。合格することができた一番の理由は、先生方の熱心なサポート、ときに友人、ときにライバルとなってくれた塾の仲間、そして家族など、身の周りの人たちの存在があったからだと思います。この場を借りて、感謝を伝えたいです。
後輩の皆さんの努力の積み重ねが実り、桜が咲くことを祈っています。
私は塾に入る前後で、比べものにならないくらい勉強への向き合い方が変わりました。最初の頃は「この志望校に行けたら奇跡だ」と思っていましたが、unitで頑張って、選べる高校の幅が本当に広がりました。一年間の受験勉強を通じて勉強を好きになれたし、自分自身を強くすることができたと思います。
また周りの人がいかに自分を支えてくれているかが分かるようになりました。合格することが出来たのは親、塾の先生、そして塾の仲間たちやライバルの存在があったからだと思います。
私は中学1年生の秋頃から数学が苦手になりました。体験授業のときに福永先生がとても分かりやすく数学を教えてくださり、苦手を克服できると思いました。
unitはとても質問をしやすい環境です。授業時間内に質問できる時間があり、分からない部分を放置することはなくなりました。また質問した際に演習不足だと分かったときには、先生が演習用のプリントを用意してくださいました。そのおかげで、自分の理解不足の単元はほとんどなくなりました。そして何より数学の面白さを知りました。今では数学が一番好きな教科です。
私が進学塾unitに入塾したのは、中学2年生の冬でした。それまでの私は毎日の勉強習慣が全く身についておらず、高校受験に向けた学習もしていませんでした。しかし、毎日塾に行って自習をするようになったことで勉強量が増え、成績も大きく伸ばすことができました。
私が合格できたのは、福永先生の指導と勉強を毎日続けてきたことのおかげだと思います。またunitに入ったことで学習面だけでなく、色々な部分を成長させることができました。unitに入って本当に良かったと思います。
僕は中学1年生のときに入塾しました。はじめはbe動詞と一般動詞の違いすらも理解できずに入塾しました。先生たちの教え方や進め方がとても上手だったり、面白いゴロを教えてくれたりと、本当に分かりやすかったのを覚えています。英語は少し得意になり、読むのが楽しくなりました。
また、生田目先生の国語の授業では論理的思考を用いた授業をしていて、言葉について興味や関心を持つことができるようになりました。このことで文章が読みやすくなり、分からない言葉はすぐ調べるという習慣も身につきました。(中略)
入塾して最初の定期テストがやってきました。ここで僕は以前よりも集中して取り組むことができるように成長していました。しかし、テストは自分が思ったような点数が取れず、少し勉強に対してやる気をなくしてしまいました。そのとき、塾長の福永先生が励ます言葉をかけてくれました。そのおかげでだんだんとやる気を取り戻ることができました。
受験生になって、勉強量も増えました。最初は勉強量の多さに理解が追いついていかず、辛い日々もありましたが、周りの人もがんばっているのだと思うと、気を抜いてはいけないと思い、頑張りました。その後、定期テストの点数も最初よりも合計で100点以上上げることができたので良かったです。受験は終わったけれど、その後が大事だと思うので、これからも勉強を頑張っていきたいです。本当に通って良かったと思います。
2年間、ありがとうございました。
私は、受験生になるのがすごく不安でした。周りのみんなについていけるかどうか、毎日長時間勉強できるのか……など、受験生になるのが本当に怖かったです。だけど、先生方が私に優しく寄り添ってくださいました。そのおかげで、私のペースで少しずつ少しずつ成長することができたと思います。
夏期講習に入って本格的に受験勉強が始まってから、私は各教科の具体的な目標を立てました。それを自分の目に入りやすい所に置いて、塾が終わってからも自宅で勉強していました。すぐに結果に表われるとは限らないと先生たちから聞いていたので、粘り強く勉強を続けました。その結果、3.4か月後に一気に伸びました。そのとき飛び上がって喜んだのを覚えています。
そして、英検の準2級も取得することができました。やればやるほど結果に表われていくのを実感して、勉強することがとても楽しくなりました。
もちろん、ずっと上手くいっていた訳ではなく、落ち込んでしまうこともあったけれど、塾にいると、優しい先生や友達に囲まれて、頑張ることができました。毎日毎日、全力で指導して下さった先生方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私がunitに入塾したのは、中学2年生の5月頃でした。当時は定期テスト前にだらだらと勉強するだけで、ほとんど勉強をしていませんでした。私の中で勉強は、めんどうなもの、つまらないものとなっていました。
しかし、unitに入り授業を受けて、初めて勉強を楽しいと思いました。それは授業が楽しかったからです。授業では、ただ公式を教えるのではなく、公式が成り立つまでの途中式まで解説してくれたり、何が原図でその出来事が起きたのか、どんな影響を及ぼしたかまで教えてくれたりします。このことで覚えやすくなっただけでなく、自分で勉強するときに、自ら気になることをすぐに調べる癖がつきました。
また先生方が、フレンドリーに接してくれるので、調べてもわからないことや疑問に思ったことの質問がしやすかったです。
私は塾に入る前からずっと英語が苦手でした。2年生の終わり頃、このままではまずいと感じ、塾長である福永先生に1年生の範囲から教えてほしいとお願いしました。福永先生は快く引き受けてくれました。授業が終わった後の時間に基酸中の基礎からやり直してくれました。このことをきっかけに、英語が少しずつ出来るようになり、英語を勉強することが楽しいと思うようになりました。ずっと苦手で避けてきた英語の勉強が楽しいと思うようになったことに自分でも驚いています。
受験を終え、第一志望校に合格できた今、改めてunitに入って良だったと思います。きっとunitに入らなかったら、ずっとだらだらとした勉強を続け、目指せる学校の幅も狭まっていたと思います。良い勉強の仕方や、勉強以外の礼儀などもわからなかっただろうと感じています。
一生懸命に取り組む仲間や私たちに親身になってくれる先生方に囲まれ勉強ができたこと、毎日大笑いしながら授業を受けられたことに感謝しています。素晴らしい仲間とともに、unitで過ごした日々は私にとって大切な思い出です。たくさんのことを教えてくれた先生方、本当にありがとうございました。
私がunitに入塾したのは、1年生の1学期中間テストの勉強会のときでした。それまでの勉強は学校の宿題だけで、勉強は好きではありませんでした。普段勉強していない私が勉強会に参加したため、耐えきれずに夜の部を休んだこともありました。
←懐かしいですね。そんな時期もありましたね(^-^)
しかし、受験生を経験した今では余裕です。当たり前にこなせるようになりました。unitの授業はとにかく楽しかったです。塾長のつまらないギャグ。副塾長の色々な話。
あなたがクラスで一番笑っていましたが!!??
それに対するみんなの反応が面白くて、unitが私にとってのsecond homeになりました。授業の前の出席確認がunit流なのも楽しいポイントです。「好きな芸能人」や「好きな曲」など毎回お題が変わることでみんなのことを知れたので、仲間意識が強まったと感じています。
しかし勉強はハードでした。小テストの量、宿題の量、テスト勉強会の長さ、授業のコマ数が多い、塾長が意外と怖いなどなど……。
受験は真剣勝負ですから……。でもゴメン汗
勉強が思うように出来ない自分に対して泣いたときもありました。分からないことが多いから時間が足りなくて、睡眠時間を削らざるを得ないときもありました。今となってはすべて良い思い出です。
unitで学んだことは勉強だけではありません。お礼や挨拶などの礼儀も学びました。unitに通っていなかったら、きっと志望校にも合格できずにいたと思います。1年生のときに勉強会に誘ってくれた福永先生には感謝しています。unitのおかげで充実した3年間になりました。
僕は中学二年生の春に進学塾unitに入塾しました。まず僕が以前に通っていた塾との違いに驚かされました。具体的には積極的に参加できる授業の雰囲気と授業の質です。
入塾する前は考える力があまり身についておらず理科も苦手でしたが、入塾してからは授業でも宿題でも考えることが常に必要だったので、考える力が身につき、理科の成績もとても伸びました。また頭をそんなに使わないと思っていた社会が、本当はとても頭を使うということに気づきました。日頃の授業で物事のつながりや因果関係教わり、記述問題も解きやすくなりました。
また国語では論理的思考力が少し身についてきたと思います。はじめは、国語はすべて勘と運で解くものだと思っていましたが、授業を通して、色々な関係を意識して読むことができるようになりました。(中略)
このように、進学塾unitでは、たくさんの気づきがありました。気づかせてくれたのは先生方です。先生、ありがとうございました。
私がunitに入ったのは中学2年生の3月からでした。塾に入ったら「勉強」「勉強」という毎日になるのがとても嫌で、塾に入るのもずっと拒んでいました。普段も宿題とテスト勉強など最低限のことしかしてきませんでした。しかし、塾に入ってみると私が想像していた塾とはまったく違いました。毎日楽しく授業を受けることができて、先生方に気軽に質問できました。自然と勉強をする環境をつくっていくことができました。
私が行きたいと思う高校が決まったのは4月頃でした。福永先生に紹介していただき、最初はあまり聞いたことのない高校だったのですが、調べていくうちに段々と魅力にはまっていき、志望校になりました。明確な目標ができたため、それからさらに勉強をしていくようになり、自習室にも毎日行くようになりました。
成績の面では少しずつ学校のテストの点数は上がっていき、通知表も塾に通う前から遥かに高くなっていきました。ですが北辰テストの偏差値は努力に比例しないことが多く、夏期講習明けの北辰も成績が下がる一方でモチベーションが段々と下がっていきました。それでも諦めず「塾に行けば勉強する環境がある」と思い、塾に通い続けました。すると12月頃に急に北辰の成績も上がりました。
私の志望校は小論文と面接がありました。先生方に相談すると快く引き受けて下さり、生田目先生には小論文の対策、福永先生には面接の対策をしていただきました。だんだん入試への不安を消していくことができました。今思うと、気軽に何でも引き受けてくださったからこそ、様々なことができるようになったのだと思います。
推薦入試では入試当日に自分の今までの力が発揮できずに落ち込んでしまい、福永先生にたくさん相談をしました。落ち込む私に対しても福永先生はずっと前向きでいてくれて、私が頑張れるように後押しをしてくれました。そのため私は切り替えを早くすることができ、推薦入試は残念な結果に終わってしまいましたが、一般入試では合格という結果が残せました。
unitに入ったことは、勉強だけでなく、私が将来に向けて努力できる人間になる良い機会になったと思っています。授業も楽しく、本当に充実した1年でした。塾がこんなに楽しくなかったら一年間こんなに努力できなかったと思います。先生方、同級生のみんなに本当に感謝しかありません。本当にありがとうごいました。
塾の授業は周りの雰囲気も良く、なにより先生方が明るく面白いので、苦手な勉強も楽しく学ぶことができました。
また塾では小テストや再テストがあります。
テストで間違えた部分を復習したり、分からない部分を先生に質問したりしながら、ちゃんと理解することができました。
塾に入る前は勉強が苦手であまり勉強をしていませんでした。
しかし塾に通い始めてから自習に行くようになり、以前よりも格段に勉強する時間が増えました。
勉強時間が増えたことで、最初は大変に感じましたが、塾で毎日勉強していくうちに、当たり前になっていきました。
とてもハードでしたが、頑張って乗り越えることができました。
(中略)
受験当日は緊張と不安がありましたが、福永先生がくれた手紙に書いてあるアドバイスを読み、不安が安らぎ、落ち着いてテストに臨むことができました。
僕はこの塾に入り、勉強だけでなくさまざまなことを学ぶことができました。
合格することができたのは、ときに優しく、ときに厳しい先生方のおかげだと思います。
私は毎日、片道1時間かけてunitに通っていました。
unitでは授業中に間違えても良い雰囲気、いつでも質問しやすい雰囲気が醸成されています。
また生徒たちみんなが授業と休み時間の切り替えを早くできて、全員が勉強に集中できる空間となっています。
自発的に勉強を始める。
休み時間は思いっきり休む。
そんな雰囲気があるunitで毎日勉強したら成績が上がるに決まっています!
unitは決してラクな塾ではありません。
しかし先生方が楽しく、丁寧な指導を毎日してくださいます。
私は先生方と楽しく、ときには厳しく勉強することで、志望校に合格することができました。
また勉強面だけでなく、人間的にも大きく成長することができたと思います。
私はunitで勉強できて良かったです!
私が進学塾unitに入塾したのは、中学1年生の夏ごろでした。
入塾する前は定期テスト前しか勉強しておらず、普段はほとんど勉強していませんでした。
勉強の習慣化が大切と先生に教わったので平日は毎日自習に行くようになりました。
「家でのんびりしたいな〜」という怠け心が出てくるタイミングで塾に新しいアイテム(漫画や小説)が投下されるので、それに釣られてまた自習に行くという、、。
もしかしたら、先生が私が自習に行きたいと思うようにしてくれていたのかな?と思っています。
また、幼稚園の頃から英会話教室に通っていたので、英語は1学年上の授業に参加していました。
また数学も中学2年生の時から1学年上の授業にも参加していました。
今考えると、この先取りが受験生になった時に大きなものになったのだと思います。
いざ受験生になると、1、2年生の先取りのおかげで進路選択の幅が増え、偏差値だけにとらわれず志望校を考えることができました。
また、難関コースを受講していて、発展的な内容の英数国を勉強することが出来たので、学校選択問題の対策になったと思います。
私が受験生としての自覚を持ったのは中学3年生の秋ぐらいだと思います。
それまではなかなか実感が湧かず、計画性も無く勉強をしていました。
そして気づけば受験の天王山と呼ばれる夏休みが終わり、滑り止めの私立高校を決めなければならない時期になりました。
そして、北辰テストの結果が進路に大きな影響を及ぼす可能性があるこの時期に、私の英語の偏差値は伸び悩んでいました。
原因は、英語を文法に則って解いておらず、感覚(フィーリング)で解く癖が抜けないことでした。
これが直前の2月まで大きな課題となりました。
1月から、塾の先生から借りた長文のテキストを毎日1つずつ解き、きちんと文法に則って論理的に解けるように努力しました。
その甲斐あってか、最初は低かった県立過去問の英語の点数もだんだんと上がってきて自信がついてきました。
本番は特に緊張もせず、今までの勉強の成果が発揮できたと思います。
そして、無事第一志望校に合格することが出来ました。
僕が進学塾unitに入塾したのは、3年生に進級する直前でした。
きっかけは、友だちに体験授業に誘われたことでした。
当時の僕は塾に入ることなんて考えていませんでしたが、授業を体験してみるととても楽しく分かりやすい授業だと感じました。
「ここなら楽しみながら自分の学力を上げることができる。」
そう思い、入塾を決断しました。
入塾したての頃は塾の宿題に追われて、効率よく取り組むことができませんでした。
しかし先生が親身になって勉強のやり方を教えてくれました。
そのお陰で勉強を習慣化することができました。
成績が上がったときはとても嬉しかったです。
ところで、僕はもともと英語が苦手でした。
とくに中2で不定詞を学習したところで英語が苦手になりました。
しかし塾で不定詞の復習をしてもらい、しっかりと理解することができました。
また夏期講習では英語の長文テストで「100点を取る!」という気持ちで勉強しました。
するといつの間にか英語が得意教科の一つになっていました。
苦手意識がなくなっただけでなく、英語が楽しく感じられるようになったのは塾のおかげだと思います。
(中略)
一年間の受験勉強を通じて、受験の厳しさ、そして勉強の楽しさが分かりました。
合格することができたのは、親、塾の先生、友だち、ライバルの存在があったからだと思います。
進学塾unitに入って、本当に良かったです。
受験を終えて、unitに入ってからの日々を振り返ってみると、本当に密度の濃い充実した日々だったと感じています。
私は2年生の6月頃に入塾しました。
当時は勉強の習慣もついておらず、怠惰な生活を送っていて、とても学業を本分とする学生のあるべき姿とは言えない状況だったと思います。
しかしこんな私でも、なりたい自分へ近づくことができました。
unitに入ってから、私にとって転機になった出来事が二つあります。
一つ目は塾長である福永先生から数学の問題への取り組み方について指導を受けたことです。
一対一での演習において、難しい問題でよく手が止まっていました。
すると福永先生が
「基本動作(座標や比を書き込むことなど)を、息を吸うかのごとく自然に出来るようにしよう。手を動かすことで気づけることもたくさんあるんだよ。」
「試験本番では時間制限のあるなかで良いパフォーマンスを発揮しないといけない。だから、普段の演習の中でも素早く手を動かせるようにして、制限時間を意識しないといけないよ。」
と教えてくださいました。
このやりとりを通じて私は「苦手教科である数学だから出来なくても仕方ない」と、考えることをやめてしまっていたことに気づきました。
二つ目は、私の国語の実力を福永先生が見いだしてくださり、そして私の力を信じてくれたことです。
今の私にとって、国語が一番の得意教科であり好きな教科ですが、入塾した当時は意識したことが一度もありませんでした。
そのような中で福永先生が私の国語の力について褒めてくださったことで、国語に対する意識が変わっていったのだと思っています。
3年生になってからは生田目先生からのご指導を受けて、より論理的に考えることができるようになり、試験本番でも一番満足のいく結果を出すことができました。
ずっと信じ続けてくれて本当に感謝しています。(中略)
高校受験において自分自身で決断しなければならない場面もたくさんありました。
その最たるものは志望校の決定です。
高校に入ってからのことや私の体調面も考えた上で、どうするかとても悩みました。(中略)
自分なりに悩み、決断したという経験はこれからの人生に活かすことができますし、悩み迷っている人に寄り添うことができる人間へと成長する糧となりました。(中略)
unitで素晴らしい仲間とともに学び、笑い合えたことはかけがえのない大切な思い出です。
この一年間を自信に変えて、新たなスタートを切りたいと思います。
一年間、ありがとうございました。