塾生アンケート2022　その①

やはり集団授業の塾だと、間違えたり出来なかったりしたらどうしようという不安があるのですね。

私たちが常々生徒たちに話すのが「どんどん間違えよう」「お互いに間違えやすい雰囲気にしよう」「間違いから学ぼう」ということです。間違いは隠すものでも避けるものでもありません。真正面から認め、誠実に向き合うべきものです。間違いから学ぶことができれば、間違いは成長や自信になります。

やはり「塾＝怖い」というイメージを持っている子もいるのですね。unitは厳しいところもありますが、「生徒たちがのびのびと勉強できる」ということを大切にしています。ですから、やたらと圧をかけたり、過度な競争意識を持たせたりすることはありません。そんなことをすれば、「勉強＝我慢、苦痛」となってしまいますからね。

整理整頓については、面談にいらっしゃった保護者の方々にもお褒めの言葉を頂戴することがあります。ただ大きな声では言えませんが、私は整理整頓が大の苦手で、プライベートの私の部屋はアレです。（アレの程度はご想像にお任せします。）

宿題の量ですね・・・。まず「馬鹿みたいに出す」ということはもちろんありません。宿題は考えもせずに大量に出すと必ずやり方が雑になります。こなすだけになるだけならマシなほうで、普通はマルつけの仕方が適当になったり、答えを見ながら（写しながら）やったりすることもしばしばです。大量課題は、望ましくない勉強の仕方を助長することもあるので避けています。

また、中学生も色々と忙しい訳で、部活動や習い事との両立をしながら塾の宿題をやらなければならない状況にある子がほとんどです。そういったことにも配慮して、「計画的に取り組めば無理なくやれる量」の宿題を出しています。

ただし、物事を身につけるために反復練習をしたり、いろいろなパターンに触れたりすることが大切なのは間違いありません。ですから、宿題の実施状況を確認し（ノートチェック）、勉強の質を確認しながら、少しずつ分量を増やしています。また普段より多めに宿題を出す際は、その意図や注意点を伝え、生徒たちに少しでも納得して取り組んでもらえるように心がけています。

この前のHさんもそうですが、「先生がとても面白い」というコメントがとても多かったです。生徒たちに直接聞いたときも、「先生が面白いのってそんなに大事かい？」と聞いたら、「そりゃあ大事ですよ！！」みたいな反応が返ってきました。ちょっと意外でしたが、やはりみんな楽しく塾に通いたいのですね。

このブログを書いているこの瞬間も生徒たちが黙々とテスト勉強に取り組んでいますが、こういう真剣な雰囲気と楽しい雰囲気の融合がunitの文化です。