自分の言葉で説明する習慣

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以前小学生の算数の授業でひたすら言語化の練習を行った。


生徒たちが問題を解き終わったら、

福永

はい、じゃあこの問題の解き方を言葉で説明してごらん。

と促す。

相手に言葉で説明しようとすることで彼らの脳はより活発に動き出す。


彼らは素直なので「え~っと、、、」と言いながら一生懸命に説明しようとしてくれる。

途中で言葉が抜けていたり、適切ではない表現(誤解を招く表現)が出てきたりしたら

福永

それだと相手に伝わらないよ

と言い、その都度もう一度言い直してもらう。


私が問題の解き方を説明し終わったら、

福永

はい、いま先生がきみたちに伝えたことは、つまりどういうこと?

と説明を促す。

人間どうしのコミュニケーションは発信する側と受け取る側の言語能力や背景となる知識の多寡によって、基本的には誤解が生じる可能性が常にある。

小学生や中学生であれば、その可能性は高くなるだろう。


相手の話を正確に理解し、的確にそれを反復・再現するためには、まず相手の話をしっかりと聴く必要があるし、語彙力を身につけ、話を構成しながら発信できるようにならないといけない。

算数の授業ではあるが、この力は教科関係なく、常に訓練したい力だ。

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