生徒たちはテスト勉強の真っ只中である。
さて、苦手教科を勉強するというのは大変だ。
「分からないことが多い。」
「何から手をつければよいか分からない。」
「興味がわかない。覚えられない。」
「やっていて楽しくない。」
「他の教科をやりたい。」
色々なことを考えながら勉強しているのだと思うと、子どもたちは本当に偉いなぁと思う。
大人でも、苦手なことを頑張るのはしんどい。
「字を書くのが苦手な人にとっての習字」
「運動が苦手な人にとっての球技マラソン」
「歌が苦手な人にとっての合唱練習」
「料理が苦手な人にとっての料理教室」
こういう場面で自分がどういうことを感じ、どういうことを気にして、どういうことを望むか。
それを考えた上で生徒たちと接したい。
塾生たちは、たとえ苦手な教科であってもそれを真正面から克服しようと、一生懸命に取り組んでくれている。
それが決して「当たり前」ではないことを肝に銘じて、塾生の指導にあたりたい。