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教科ごとの感触の違い

私は日頃、色々な教科の授業をしているが、教科ごとに授業の感触が異なっているのが面白い。まず自分の専門であり、指導経験と教科知識が(自分の中で)多いのが数学だ。おそらく生徒たちがいちばん「難しい」と感じているのが数学だと思う。(実際に聞いてみたことはないが・・・)数学の授業では、数学の知識を授けることも大事だが、「考えるとはどういうことか」ということを常に意識している。いわゆる「頭の良い子」が無意識下でどういう思考を行っているかを分析、言語化して、トレースしてもらうことを意識している。いちばん脳に大きな負荷をかけているのが数学、という気がする。

生徒たちから「できるようになってきました」と比較的多く言ってもらえるのが英語だ。私の英語の授業は高校入学後の英語を見据えて、文法重視で行う。少しくどいかなとこちらが思うくらい何度も同じ発問をするので、文法を意識して読み書きをするのに少しずつ慣れていくのだと思う。英語が苦手な生徒は多いので、5科のなかでいちばん親切な授業をしている気がする。

また、授業中に生徒たちが最も楽しそうなのが理科の授業だ。理科の授業は「理科嫌いを無くしたい」という気持ちが常にある。できるだけ彼らの身近な現象と絡めて話すことで、教わっている内容と彼らがもともと持っている(経験している)具体的なイメージとを結びつけて話しているのが良いのかもしれない。

また今はそれほど授業をしていないが、実は社会や国語の授業も感触は悪くない。国語や社会はもともと私自身が学生時代、それほど興味を持てていなかった教科だ。ただ、大人になってから生徒たちに教えるために一から勉強し直していく中で、その面白さに気づいた。自分自身がそれほど興味を持てていなかったぶん、生徒たちには興味がわくような話の流れ、エピソード、授業構成を意識している。自分が一から勉強したからこそ、彼らがどこを難しいと感じ、どういう言葉につまずくのか、どのあたりがゴチャゴチャになりやすいのかも最も想像しやすい。

こうして書いてみると、良い授業とはどういう授業か、ひと言で表すのはなかなか難しい。今、私が思っている良い授業の要素は「内容が濃い」「テーマが明確である」「得点力(実力)に繋がる」「その教科への興味を喚起する」「生徒の集中力が高い」「生徒の笑顔が見られる」「生徒が頭を使っている」「生徒が手を動かしている」「生徒が自信を得られる」「生徒が課題(弱点)を見つけられる」などである。一つの授業の中で全てを満たすのは難しいと思うが、少しでも生徒たちの力になる授業をしたいものだ。

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