生徒が問題演習をしているのを見ていると、間違えた問題のところに赤ペンで正答を書いて「完了」としている場面を多く見かけます。

この問題、自分の言葉で説明してごらん?
と促すと、



い、いやぁ・・・・・分かりません(汗)
となることが多いですね。
これでは次に出てきたときに解けないですよね。
まず、間違えた問題はきちんと理解しなければなりません。
・なぜ正しい答えがそうなるのか
・なぜ自分の答えが間違えているのか
・どうすればその解き方に気づけるのか
ということを理解し、自分の中で「消化」しなければなりません。
難しい問題は「消化不良」になりやすいので、先生に質問し、解決しましょう。
また「消化」したあとに「吸収」しなければなりません。
具体的には
・自分なりに、周辺知識とともにまとめる
・類題を解いて手早く正確に解けるようにする
といったことをやりましょう。
ワークを何ページも進めることができれば、なんとなく「やりきった感」は出るかもしれません。
たしかにそれも大事なのですが、「解いた量」だけにこだわるのではなく、どれだけのことを「消化」「吸収」したのかということにこだわりましょう。